独身女性の悲しい独り言で盛り上がっている万理だが、二軍落ちした部屋着のTシャツは無意識に捲られ大きな胸が露わにとなり乳首を指先で触り始めていた。
「やだ、私、、、まだ濡れてる、、」
左手の中指でショーツの上から陰部を探ると、そこは乳首への軽い愛撫だけで既に大量の蜜が溢れ出ていることがショーツの上からでもわかる。
こんな経験は初めてのことだった。
テレビに映る濃厚なラブシーンを見ながら、万理の両足は前にピンと放り出され、腰がドンドン前に突き出される。
「はぁぁ、、、こんな甘いキスをしてるくれる男なんて世の中にいるのかしら」
既に右手は胸の先端を直に弾き、左手はショーツの中に侵入し溢れ出た甘い液を突起に塗り込んでいた。
「やぁぁぁ、首にキスしてる、、ん、、ハァァ、、ん、やだ、、あぁ、なんか、今日、気持ちいい、、、や、ん、、やだ、またイキそう、、、えっ、あ、、ん、、ん、、やぁぁぁぁぁぁぁ、ん、、、はぁ、はぁ、はぁ」
万理は胸と陰部の2つの突起への刺激だけで、あっけなく自分を絶頂への追い込んだ。
「はぁ、はぁ、、オテイちゃん、ごめんね、、、ちょっと、お邪魔しますね、、はぁぁぁん、、あ」
また一度の絶頂では身体が満足せず、蜜がドンドン湧き出るその穴にヌルっと指を滑り込ませた。
「あぁぁぁぁぁぁぁ、やぁぁぁ、、なに、、、え、、、あん、、す、すごい、、やだ、いつもより、気持ちいい、、え、なんで、、、やだ、また、、あぁぁぁ、イ、イク、、う、、ん、はぁ」
翌日の朝、研究室でボイスレコーダーを手にして万理はひとり悩んでいた。
「昨日の私、、、やっぱり、なんか変だったわよね、、、あんな、、気持ちいいなんて、、、オテイちゃんの影響かも、、よし、念のため、、」
万理はリコーダーの録音ボタンを押す。
「寄生後、約4時間経過、、宿主の身体に変化が、、、せ、性的な刺激を求めるようになり、、、、ち、乳首や、陰核、、ち、膣内へ、指による自慰行為を行う、、、、それぞれの部位の、、気持ちよ、、感度が寄生前より、格段に向上する、、、約40分間の自慰行為で、、、、ろ、ろ、6回のオーガズムを迎え、、その衝動は治る、、、宿主は、寄生前に自慰行為の経験があるが、、通常は1度のオーガズムで、、、お、治る為、これはオテイ虫による影響である可能性がある、、、、その後、約10時間は、その症状は出ていない」
万理は研究室でひとり顔を赤らめさせ、停止ボタンを押した。
「やだ、、、オテイちゃんと関係がなかったら、、ただの、、、ひとりエッチの告白じゃない、、関係なさそうなら、すぐ削除しなきゃ」
万理は実験室に入ると全裸になり、昨日と同じ場所でカメラに向かって自分の裸体を撮影する。
「ん?、、、あれ、、セルライトが、薄くなってる?、、あ、シミも少し薄くなってるような、、え、嘘でしょ?」
万理はお尻のセルライト部分と、シミがある部分も写真に収め、服を着た。
「万理先生~、、いますか~?」
実験室の扉のすぐ向こうで、高橋の声がした。
万理は、慌てて白衣だけを着てドアを開ける。
「珍しいですね、実験室にこもって、、ずっと呼んでたのに聞こえませんでした?」
「あ、ごめんなさい、、、中にいると聞こえないみたい、、、」
万理は中のカメラなどが見られないように、実験室のドアを少し開け顔だけ出した。
「また、サンプルが届きましたよ、、、万理先生」
高橋は中の様子を怪しんだ様子で、万理の顔の奥にある室内を覗き込むが、万理は箱だけを受け取り追い返すようにドアを閉めた。
その日の夕方、万理はいつもの通勤バスに乗っていた。
ひとり、一番後ろのシートに座り、もじもじしながら、小さな声で独り言を言っている。
いつもなら、最終にギリギリ間に合う時間まで研究室にこもっている万理だが、今日も早めに帰路に着いていた。
「あー、、ヤバイヤバイ、、だめ、、、家に帰るまでだめ、、、、、、やぁぁ、、さ、触りたい」
日没と同時にあの衝動が万理を襲っていた。耐えられなくなった万理は、オナニーをする為に帰宅していたのだ。
万理の太ももは、ぴったりとくっつき左右の皮膚を擦るようにもじもじしている。
最寄りのバス停に着いた万理は、家までの5分ほどの距離がとても遠く感じていた。
「やだ、、歩くだけで、、、擦れる、、、や、、クリが擦れる、、はぁ、、ん、、ん、、や」
ショルダーバッグを前に持ってくると、バッグで股間を隠してズボンとショーツを掴みグイッと引き上げた。
「や、、、ん、、、ん、、あ、、、、ん、ん、うぅん、、」
万理は、たくさんの人が行き交う路上で立ち止まり、ズボンに圧迫された陰核からの快感で絶頂を迎えてしまう。
電信柱に寄りかかり息を荒げている万理を見たサラリーマンが、万理に声をかけそうだったが、万理は振り払うように早足で家まで逃げ帰る。
「え、なになに、、え、どうゆうこと」
