羞恥心に頭を占領され、万理の声は、消え入りそうに小さかった。
「そんなこと言って、、ただ、自分がしたいだけなんじゃないの?、淫乱な万理先生」
高橋は、パチンコでいう確定フラグが立ったような心境でいたが、なんでも言い成りの万理をもっと苛めたくなった。
「そ、そんな、、、、そ、それで、いいから、、、いえ、、そうなんです、、私が、高橋くんのアソコを、、な、舐めたいから、、、その、、さ、させてください」
万理は全てを受け入れてでも、早くこの状況を終わらせたかった。
「そこまで言うなら、内緒には、するけどさぁ、、、あとで、脅迫にならないように、ビデオだけ撮らせてくれない?」
高橋は、こんなチャンスにこの先絶対に巡りあわないと思い、なんとか将来のオカズを確保したいと考えたのだ。
「え、ビ、ビデオって、、、」
「一応ね、、あ、絶対に人には、見せないから、、それだけは、誓ってしない、、、どうする?、、任せるけど」
高橋は少し欲張り過ぎたかと、ヒヤヒヤしながら万理の顔色をうかがう。
「え、、、でも、、、、、あっ、そしたら、、近い将来に、この状況をちゃんと説明するので、、納得出来る説明ができたら、そのデータを削除してくれませんか?」
万理はオテイ虫の論文発表までの我慢だと、覚悟を決めた。
「ん?、、、よくわからないけど、、まぁ、別に、僕の護身用だから、、別にいつでも削除して大丈夫だけど、、」
データなんていくらでもコピーできるのにと高橋はほくそ笑んだ。
「ありがとう、、それなら、そうゆうことで、お願い、、、、、、、え、どうすれば?」
高橋が携帯をムービーに切り替えて万理に向ける。
「そしたらさぁ、、これに向かって、、まず自分がしたいからするってことを明確に宣言しから、始めてもらえるかなぁ」
万理は、突然携帯で裸を撮影され、反射的に身体を隠してしまった。
「はい、いいよ、スタート」
高橋は高鳴る期待を隠すように、終始、淡々と進行していた。
「え、、えっと、、、あの、高橋くんの、、ア、アソコを、、したいので、、さ、させてください、、やぁぁ」
万理は恥ずかしさに耐え切れず両手で顔を隠した。
「だめだめぇ、そんなんじゃ、俺がイヤイヤやらせてるみたいじゃん、、、明るく、笑顔で言ってくれる?、、、あと、アソコとか、するとか、抽象的じゃなくて、ちゃんと言ってくれるかな」
あまりにも羞恥な要求に、現実とは思えず、万理の頭はクラクラし始めた。
「はい、じゃあ、、もっかい、いくよ、、、ほら、身体を隠さない、、堂々と、胸張って、、、いくよ、、はい、どうぞ」
万理は、その後も、何度もダメ出しを受けた。
ダメ出しを受ける度に、要求がエスカレートしていき、万理の頭は、霞がかかったように思考が追いつかなくなっていく。
「私は、い、淫乱な、、ろ、露出狂なんです、、男の人に裸を見てほしくて、裸で白衣を着て高橋くんに見せつけてたら、、、エッチな気分になっちゃって、実験室でオナニーしちゃいました、、オナニーだけでは、物足りないから、高橋くんのチンコを舐めたいの、、、だから、これから、、、ふぇ、、フェラチオさせてくださいっ!」
「ダメダメっ」
素直に言うことをきく万理の態度に調子に乗り、さらにアイドルのプロモーションビデオのような演出を加える。
「こんには、私は淫乱で露出狂の万理ちゃんです!私は裸で白衣を着たり、実験室で公開オナニーをするのが大好きです!今日は高橋くんに裸を見てもらってたら興奮してチンコを舐めたくなったので、今から高橋くんのチンコをフェラチオします!」
「なんか雰囲気が出ないなぁ、、、次はチンコを胸で挟みながら言ってくれる?」
万理は言われるがままソファーに横になる高橋のズボンに手もかけ一気に脱がせパンツから男性器を取り出した。
万理は既にこれが現実なのかもわからなくなるほど男性器に執着していた。
既に硬くなった男性器を触り、先走り液で蒸された匂いを嗅いだ瞬間に万理の身体に変化が起きた。
(やだ、、、、すごい、、、、堅くなってる、、、)
「はい、チンコ挟んで、、、そう、、、笑顔忘れない、、、、おお、いいねぇ、、、」
「おけー、じゃあ舐めていいよ万理先生」
既に男性器しか目に映らない万理はソレの根元を握ると舌を亀頭に伸ばした。
その表情は最愛の人にキスをする時のようにうっとりとしている。
亀頭の形を確かめるようにねっとりと舌を絡める万理の口から、まるで愛液のように唾液がダラダラと垂れてくる。
「うぉ、、う、万理先生、、やっぱ、淫乱だね、、すごいやらしいフェラだよ」
もう高橋の声など耳に届かなかった。
目の前に隆起する肉の棒とその下にぶらさがるボールで製造された精子の事で既に頭の中が支配させていた。
万理の口が一気に高橋のソレを咥えた。
もうビデオを撮られている事すら頭から消えている。
次から次に溢れる唾液を絡め口内の粘膜を全てを擦り付けながらゆっくりとピストンし始める。
ズボッ、、ジュルッ、ジュボッ
喉の奥へ、さらに奥へと、吸い込むようにソレを味わいながら徐々にスピードが増していく。
万理は瞑想するように目をつむり口の中の感触をひとつ残らず感じ取っていく。
いつしかこの感覚が同じように膣内に迎え入れられたらと考えるようになっていった。
「あ、だめだ、万理先生、、出そう」
