加藤の生のお尻の上に美里の陰部がピタッと引っ付いた。
男性の肌に接する陰部の敏感な部分から脊髄を経由して脳にピリピリと電気が走る。
その快感は夫と営む普通のセックスからは得られない新たな快感だった。
座りやすい場所を探すために少しずつ位置をずらしていくとその度にビクンッと身体が反応してします。
お尻の上で明らかな変化を感じ取った加藤は、美里の反応を楽しむようにお尻の筋肉をピクピクと動かした。
(やぁぁ、、加藤さん、、、、だめよ、、、、)
加藤の筋肉の動きに合わせて美里の陰部が歪に形が変わっていく。
陰核が磨り潰され、左右の陰唇が愛液を絡めて擦れ合う。
(はぁう、、、やっ、、、、だめっ、、、そんなっ、、、あんっ、、)
もうマッサージには身が入らず、ハーブオイルを付けた両手でただ加藤の腰を撫でるだけになっていた。
美里は加藤のお尻ピクピク攻撃から逃げるように四つん這いになって脚の方へ下がっていく。
すると祐二に気配が美里の背後に移動していった。
(もぉぉ、、、祐二さん、、、、そんなぁ、、、後ろから覗いたら、、、ア、アソコが、、、、アソコが、丸見えぇ、、、)
それでも美里は祐二にお尻を突き出したまま、加藤の足にハーブオイルを塗ってマッサージを続ける。
祐二にじっくり鑑賞された陰部は陰唇がパクっと開き、女性が最も見せてはいけない膣口の粘膜が顔を出していた。
その膣口はやらしくテカテカと光っている。
「みさとちゃんのマンコ、ちょっと濡れてますよ」
(嘘よっ、、、、だめっ、、、、そんなに近くで見ちゃっ)
美里も自覚していた自身の身体の変化を指摘され、美里の感情は羞恥心に支配されていく。
それでも美里はゆっくりとした手の動きで加藤のお尻から太ももを優しくマッサージしていった。
(はぁあ、大臀筋がぁ、、、、、生の大臀筋だぁ、、、、ハムストリングスも素敵、、、、)
美里の背中は限界まで仰け反りお尻を高く突き出したポーズに変わっていった。
明らかに祐二の視線を意識したポーズだ。
(も、もう、、、、早く終わらせないと、、、、、、これ以上は、、、、芳くんに悪い、、、ごめん、、、もう終わらせるから、、、、)
下半身のマッサージを終わらせると、加藤の足を掴んで仰向けになるように促した。
ベッドから降りた美里は、仰向けになった加藤の姿をタオルと鼻の隙間から確認しながら、ベッドサイドを上半身の方へ歩いていく。
(やだっ、、、、えっ?、、、、加藤さん、、、)
タオルの隙間から覗く加藤の股間には、隆々とした男性器が鎮座していた。
美里は気付かないフリで加藤の上半身まで歩いて行くと、手探りで加藤の腕を見つけて持ち上げる。
美里は脇の間に加藤に背を向けてちょこんと座ると、加藤の腕を自分の太ももの上に乗せた。
腕のマッサージをするためにハーブオイルの入った籠をまた手探りで探す。
(確か、、、この辺りに置いたハズ、、、あれ?)
加藤の体の向こう側に置いたはずの籠を手探りで探すが、祐二の意地悪で場所を変えられて見つからない。
どんどん手を伸ばして探しているうちに、美里の上半身が加藤の身体に覆いかぶさるようになってしまった。
「やぁん、、、、、オー、、、オー、、、ソーリー」
美里の乳首が加藤のお腹に触れた時に、身体がビクッと震え思わず声が漏れてしまった。
美里は感じやすい体質で、特に乳首を責められるとすぐにスイッチが入ってしまう。
「そこに座ったら、マッサージしずらいでしょ?」
そういって加藤が美里のウエストを両手で抱えて、軽々と美里の身体を持ち上げた。
「きゃっ」
加藤は持ち上げた美里の身体を自分のお腹の上に座らせた。
空中で身体を自由を奪われた美里は、一瞬、脳裏にさっき見た加藤の男性器を思い出し、そのまま男性器が自分の体内に入ってくること想像してしまった。
変な想像をしてしまった美里は、ひとり顔を赤くしている。
そんな感情の変化を隠そうと足元に戻って来たハーブオイルを手に取り、淡々とマッサージを再開する。
「ホントだ、、、みさとちゃんのマンコ、濡れてるわ、、、、ちょっと冷たいもん、、、、裸になって、興奮してんのかなぁ?」
(嫌よっ、、、そんなこと、、、そんなこと言わないでぇ、、、、)
加藤の言葉にさらに恥ずかしくなった美里は、肩をすくめながら加藤の胸をマッサージしている。
その姿勢は美里の胸を左右から寄せることになり、結果的に男の視線をさらに興奮させることになった。
加藤の胸をマッサージする手つきが、自然に女性の乳房を愛撫するかのように下から揉みしだくようになっていく。
まるで自分の胸をそう愛撫してほしいかのように。
次は腕のマッサージに移った。
加藤の右手首を右手で掴むと、自分の胸の方へ引き寄せながら加藤の上腕からマッサージを念入りに行った。
加藤の手がもう少しで美里の乳首に到達しそうな位置にある。
加藤がほんの少し手に力を入れて美里の胸の方へ動かそうとするが、手首を掴んだ美里の手がそれを阻止する。
その僅かな男女の攻防が、懐かしい求愛行動のように感じて独身時代の甘酸っぱい感情が蘇ってくる。
