典子04 – 女性優位な王様ゲーム

お酒の強くない2人は、すでに酔いが回り初めていた。

「え、ごめん、、ってゆうか、、、ノリ、それ、山田の前で言う、普通?」

山田は少し中性なところがあり、ついつい女性だけでいるような感覚で喋ってしまう。

それでも山田は、少し赤い顔をして微笑むだけった。

そんな山田を見て真弓は少し苛めたくなった。

「ねぇ、カラオケも飽きたしゲームしよっか、、、うーんとねぇ、、王様ゲーム!」

いつも合コンでゲームを嫌がる真弓が、自分からそんなことを言い出したので、典子はびっくりして目を丸める。

真弓は、驚いた典子にウインクした。

「はい、じゃあ、やるわよ、、、、、、誰かペンある?、、、3人だからこれでいいか」

真弓は、バッグから化粧品を取り出し、2本割り箸に赤とピンクの印をつける。

「何も色がないやつが、王様ね、、、じゃあ、引いてぇー」

2人の返事も聞かずに、真弓はドンドンゲームを進行していく。

勢いに負けて2人は割り箸を引いた。

最初に無印の割り箸を引いたのは、一番おどおどしている山田だった。

「え、どうしよ、、、、、、僕、王様ゲームやったこと無いよ」

そんな初心さ全開の山田を見て、真弓はさらに火が付いた。

「なんでもいいのよ、恥ずかしい告白させるとか、下着にされるとか、乳を揉むとか、キスさせるとか、、、、王様は絶対なんだからぁ」

真弓の出した例えが、いきなりディープな内容だったので、典子は、またびっくりした。

「じゃ、じゃあ、、、、、、赤の人がピンクの人の、、、う、上着を脱がす」

山田が下を向いたまま、やっとの思いで命令すると、しばらくの沈黙のあと

「山田ぁぁぁー、いきなりそんなスケベな命令?、、、、、山田ってスケベなのねぇ」

と2人に責められる。

『じゃあ違うやつ』と言いかけたが、赤を引いた真弓が典子のシャツを脱がせ、上半身をブラジャーだけの姿にさせた。

典子は、透明なガラス窓のある扉をチラチラ見ながら、手でブラを隠すこともなく割り箸を回収する。

「山田、覚悟しなさいよ、女子にいきなり、こんな恥ずかしいことさせて」

典子は酔っ払っているのもあり、かなに強い口調になり始めていた。

次は、最初に引いた真弓が、割り箸を見た瞬間に山田の隣にピタッくっ付いた。

何やら真弓が企んでいるようだが、女子と身体がくっ付くだけで山田はまた赤面する。

真弓は、山田の引いた色を覗き見てして、また元の場所に戻った。

明らさまなイカサマだが、鈍感な典子と緊張した山田にはよく分かっていない。

「はい、王様、わーたし!」

やはり、真弓が無印を引いていた。

「次はね~、ピンクの人のブラジャーの中に赤の人が手を突っ込んで、1分間揉む!」

真弓は、わざとらしく『ピンクはどっちかな~?』と2人を交互に見つめる。

「え~、嘘でしょ~?」

典子が、ピンクの割り箸をテーブルに投げた。

「山田、おいで」

すぐに観念して、山田を隣に座らせた。

「え、、、、、本当に?、、、、、、えっ、こんなんなの?、、、、王様ゲームって」

混乱する山田を無視するかのように、典子は、照れた顔で真弓を睨みつけながら、山田の手を取り自分のブラジャーの中に入れた。

「山田、ちゃんと揉んでる?」

真弓が覗き込むように見るので、山田は慌てて手を少し浮かせながら動かした。

典子は、そんな控えめな山田をまた可愛いいと思ってしまう。

「どう?山田、、、、、、ノリのおっぱい?」

照れる山田に身体をぴったくっ付けて、しつこく『どうなの?どうなの?』と真弓が小悪魔の笑顔で問い詰める。

「え、その、、柔らかくて、大っきくて、肌がもちっとしてます」

山田の顔がみるみる赤くなるのをみて、さらに真弓が質問する。

「で、乳首は?」

「ち、乳首、、えっと、小っちゃくて、、、なんか、、コリッとしてます」

「もおぉ、真弓ぃ、オヤジかっ!、、、、、誰が1分測ってるの?」

典子がたまらず怒り出した。

そんな典子も山田の感想の内容により、耳が赤くな染まっていた。

典子05 - 王様の言うことは羞恥な命令
『はいはい次ね』と言いながら真弓が割り箸を回収する。 割り箸を配るのはいつの間にか、真弓の役目になっていた。 そして、必ず目の前の割り箸を引く癖のある山田から配り、山田には無印が行かないように仕向け、何色を引いたかも記憶した。 こうやって、王...