典子も子供の時に、周りの女の子より胸の発育が早く、ブラジャーなんかさせてもらえなかった時に、暑くてもシャツを何枚も着て隠していた事を思い出した。
周りの女の子は、羨ましいだの言うが、胸の大きい当人には苦痛でしょうがなかった。
その自分の感覚と同じなんだと、山田の本心がすぐ理解できた。
「そ、そうね、、私も、こんなの初めてだから、、、わからないけど、よく大きい方が好きって聞くよ」
真弓は、正直なところ山田の大きさに、ビックリして驚きを隠せなかったが、なんとかリーダーの品格を失わないようになるべく冷静に答える。
「ねえ、山田、、どうされたい?」
典子が、山田の性器を真弓から取り上げると、手でしっかりと握りゆっくりと上下させる。
山田に自信を持ってもらいたいと思った典子の行動は、真弓が驚きで声が出ないほど大胆なものだった。
先輩とのセックスでフェラチオを強要されても断り続けた典子にとっては、実はこれが初めて触る男性器だ。
山田の答えを待ちきれない典子は、手で上下させながら観察している。
「まずは乳首の仕返しからだよ、山田」
そう言うと真弓が山田の乳首を舌を添える。
それに誘わるかのように典子も逆の乳首を真弓の行動を観察しながら同じように舐めた。
「わっ、乳首舐めたらチンコがビクッてしたよっ」
「男も気持ちいいんだねぇ、、、、チンコまた堅くなったよー」
乳首を舐めながらも陰茎を握る手は休めない。
「ここが、気持ちいいのかな」
典子は、右手で握り左手の指で亀頭を触る。
「あ、ここは、柔らかい、、ふふ、プニプニして可愛い、、なんか、濡れてるね、これは、女の子と一緒なの?」
典子は、山田ではなく真弓の顔を見て質問した。
2人は体を起き上がらせ興味津々な山田のそれを観察する。
「女の子と愛液とは、違うでしょ、、あれよ、先走り液ってやつよ、精液が我慢できずに漏れてんじゃない?」
2人は山田の顔を見て、答え合わせをしたかったが、ぐっと目をつむったまま、何もしゃべらない。
「ここの中は硬いね、表面はプニプニ、、、ねぇ、ねぇ、ここも気持ちいいの?、、、いつもこんな硬いの?」
陰茎を握る手で、感触を確かめながら典子が聞く、初めて触る男性器に好奇心の方が上回り出した。
山田は、じっくり自分のものを観察されていると知り、口を真一文字に結んで耐えていた。
「あ、ここが玉だ、、ほんとだ2個あるね」
典子が、手を持ち替えて、睾丸の袋を下からすくい上げた。
山田の身体がビクッとする。
「え、ここが気持ちいいの?」
山田の怯えた反応を気持ちいいと勘違いした典子が、睾丸の構造をコロコロと手で探り出した。
「ねぇ、チンコが大きくなると、ここの袋が、小さくなるんでしょ?、、、、ということは、普段はもっと大きいの?」
典子が真面目な顔で聞くので、真弓がニヤついて答える。
「違うわよ、ここは精子作るだけだよ、チンコの中は、血が溜まってるだけですから」
真弓は、持ってる知識をフル回転させて先輩らしく振舞った。
2人で1つずつ睾丸を触りながら観察していた。
実は真弓もこんなにマジマジと男性器を見るのは初めてだった。
「や、そこは、あまり強くすると痛いから」
山田はたまらず口に出した。
『ゴメン、ゴメン』と、口を揃えて2人が謝る。
「見て真弓、こうするとほら、先っぽが、ムギューって、で、こうすると、ほら、半分隠れる、、、やだぁ、可愛い」
典子が、陰茎を強く握り手を上下させながら遊んでいた。
手を根元まで下ろすと、亀頭が引っ張られ変形し、先の方まで上げると皮が弛んで亀頭が半分隠れる。
まるで、嫌がる猫の顔で遊ぶ飼い主のように楽しんでいた。
「ねえ、真弓、、フェラってどうすんの?」
目を輝かせる典子に、真弓が驚いた。
確かに、この流れはそうなるとは少し思っていたのだが、まさか典子からそうくるとは。
「え?、、、実は私も、、したことないの、、、」
先輩としての威厳も、ここまでだった。
なんとなく付き合った先輩のそれを、愛おしく舐めるなんて出来ない感情は2人とも同じだった。
「えー、山田もないよね?、、、あ、あんた風俗とか行ったことあんじゃないの?、、、どうすんの、教えなさいよ」
真弓が、山田の胸を揺すって問い詰める。
「風俗ないです、、、笑われるのが恥ずかしくて、、、おじさんに温泉にあるストリップに連れて行かれたくらいです」
真弓と典子は、そのウブさに笑い出したが、内心はその純情さにグッときていた。
「ノリ、ちょっと、やってみようか、、山田、どうしたら気持ちいいか教えなよ、ほら、こっち見て」
山田は、真弓に脅迫されたように怯えながら頷いた。
真弓がそう言うと、典子が舌を出して亀頭を下からペロッと舐めた。
「うう」
山田の口から思わず、声が漏れた。
亀頭からくる快感よりも、それを舐めている典子の行為と、その嬉しそうな表情が嬉しくて、たまらず声が漏れたのだった。
典子も山田の反応が嬉しくなり、陰茎の根元から亀頭の先まで、全体に舌を這わせていく。
真弓は、典子の顔が少しずつ変化していくのに気付いた。
「ノリだけ、ズルい」
真弓も、負けじと舌を伸ばしていった。
2人は時々頭をぶつけながら、舌先で舐めたり唇で挟んだりしている。
山田は、初めての経験がこんな光景になり、動揺して気持ち良さより驚きが勝っていた。
「ねぇ、ノリ、これ、、、」
