露出願望!玲子 PART1
玲子が住み込みでバイトする海の家は、一般客も格安で宿泊が出来る。
宿泊の受付や部屋の掃除、そして併設された食堂の配膳も、玲子が1人で切り盛りする。
老夫婦が経営するこの海の家は、女将さんが腰を悪くした今年からバイトを募集し、それをネットで見た玲子が働き出したのだ。
玲子が働きだしてからは、玲子を目当てにお客が集まり、田舎のビーチでは、ちょっとしたアイドルとなっていた。
「いやぁ、玲子ちゃんが来てくれて良かったよ、もうすっかり看板娘だね」
ご主人が、焼きそばを作りながらニコニコと玲子に言う。
玲子は嬉しくて少しでもご主人にためになればと、露出の多い服装で接客をしています。。
中高と女子校に通っていた玲子は、真面目に受験に集中する為に常に部屋にこもり、男子と触れる機会が殆どなく、鏡に映る自分の容姿には多少の自信はあったが、世間からの直接的な評価は人生で初めてだった。
大学受験で念願の大学を落ちてしまった玲子は、女子大に進み大学生活が半年近くも経とういうのに、相変わらず彼氏がまだ出来ていなかった。
中高に比べれば出会いが無い訳ではない。しかし、中高時代に引きこもりの様に勉強していた玲子には、ある恥辱な性癖があった。
それは、勉強のストレスを発散する為に、たまたま見つけたエッチなサイトの影響だった。
男性経験のない玲子は、ストレスが溜まるとすぐこのサイトを見てオナニーにふけってしまう。
そのせいで勉強に集中できず、受験に失敗したと玲子自信も認めていた。
「ご主人、今の部屋なんですけど、、、なんか、感じるんですよね、、昔、なんかありました?」
休憩中に、かき氷を食べながら玲子は切りだした。
玲子のある計画が実行されたのだ。
「いやー、なんもないけど、気になるんなら、適当に部屋変わってもいいよ」
この海の家は、夫婦だけで経営していたので、従業員用の部屋が用意されておらず、玲子は、一般客の部屋で寝泊まりしていた。
一般客がチェックインする時の部屋の割り振り業務も玲子がやっていたので、ご主人がこう言うのは想定内だった。
膝の調子の悪いご主人は、上の階に上がることもないので、玲子がどの部屋を使おうが不自然に思うことはない。
(よし、ファーストステージは、クリアよ!、、あとは、準備して待つだけ)
計画を実行に移したことで、陰部が興奮でジュンとしたことを玲子は感じていた。
その日の夜、仕事が終わった玲子は早々に部屋を移動して、なにやら部屋でゴソゴソしている。
隣の空き部屋に行ったり、自分の部屋に戻り鏡台の位置を変えたり、布団の位置を変えたり、また隣の部屋に行ったりを繰り返している。
どうやら、玲子の計画のセカンドステージのようだった。
準備に満足したのか、お風呂に入り、早々に布団にもぐりこむ玲子だった。
玲子は布団の中で、正面にある壁の亀裂を見ながら、股間に手が伸びた。
明日の羞恥な行動を想像する玲子は、オナニー始めたのだった。
(明日は、うまくいきますように、、、、はぁぁ、とうとう念願の、、、あぁ、やだ、すごく濡れてる、、、、、もう、こんなに興奮してる、、、、)
玲子は、処女の膣をお構いなしに指を出し入れして、クチュクチュと音を立てる。
自分に濡れていることを自覚させて、羞恥心を駆り立てるのが玲子流のオナニーだった。
最後は、左手の指先で左右の乳首を交互に優しく撫でながら、
中指の腹で膣の入り口を細かく左右に振動させ、
同時に手の平を陰核に押し付ける。
玲子はいつものように一度だけ絶頂を迎えると、そそくさと指をティッシュで拭いて眠りにつくのだった。
翌朝、チェックインをする年配の男性2人を目の前にして、玲子は悩んでいた。
(う~ん、予約はあと3名様1組、男性はこれが最後かもしれないけど、このおじさん達でいいのか?、、、、、どうする玲子、、、)
玲子は、自分の隣の部屋に誰を宿泊させるか悩んでいた。
「おー、ここかー、なかなかいい雰囲気じゃね」
そこに、もう1組の予約客が入ってきた。
爽やかな大学生っぽい男の子の3人組だ。
(よし、決まった、、、、、危ない危ない)
玲子は、2名様のおじさん達を2階の部屋に、後から来た大学生っぽい男の子の3名様を3階の自分の隣の部屋に案内した。
(サードステージ、、コンプリート、、、、お願い、気付いてね)
その日のお昼、玲子はソワソワして仕事に手がつかなかった。
あるタイミングを伺って、いつもなら休憩に入る時間になってもまだ働いていた。
(あ、帰ってきた)
隣の部屋に通した、3人組の男子がひと泳ぎして帰ってきた。
(よし、まだナンパは成功してないみたいね、、、ナンパして女を連れ込まれたら、壁の薄い隣の部屋じゃ、たまったもんじゃないからな)
そのまま、部屋に戻りそうな気配を察して、玲子は3人に聞こえるように『休暇に入りまーす』とご主人に伝え、3人の後を少し離れて付いて行く。
3人が部屋に入るところで『こんにちは~』と声を掛けて、自分が隣の部屋に入るところを気付かせる。
そう、玲子が隣りの部屋だということを伝えるための作戦であった。
(今ので伝わったかなぁ)
その夜、玲子は仕事を終えると、まだ外出している隣の3人の部屋を横目に、お風呂の準備をして1階の電気の消えた食堂で3人の男子の帰りを待つ。
(玲子、これが、最終ステージよ、、、、、え、やだ、もう帰ってきちゃった、、、よし、女は連れ込んで無いようね)
3人が階段を上がるのを確認すると、急いでお風呂に入る。
(男の子達、ちゃんと気付いてくれるかしら)
玲子の策略に気付いていない3人は、真っ暗な部屋にもどる。
1人が電気のスイッチを探していると、押入れの奥の壁から、光が漏れていることに気付いた。
ここには、玲子の巧妙な仕掛けが3つあった。
まず、玲子の部屋は照明を点けっぱなしでお風呂に入る。
布団を敷き、何も無くなった押し入れを開けっ放しにしておく。
そして、いつもは布団を敷いたあとに照明を消さないが、今日はワザワザ消しておいた。
そうする事によって、押入れの奥の玲子の部屋とを隔てる壁に、大きな亀裂が入り玲子の部屋の光が漏れている事にすぐ気付く事になる。
まるで推理小説にある完全犯罪のような巧妙な仕掛けだった。
