「そ、そうだね、、んー、うん、、良く見えないや」
男の子達も、話しを合わせた。
いくら暗闇でも目が慣れてくれば、月明かりで大概のものは見える。
胸も、陰毛も、その下の割れ目も、はっきりと見えていた。
「あ、お尻痛いだろうから、なんかお尻に敷くもの探してくるよ」
そう言って、さっきからパシリばっかりやっていた男の子が、どっかに走っていった。
「とりあえず、これ敷いときな」
もう1人の男の子が、Tシャツを脱いで折りたたみ貸してくれた。
「あ、ありがとぉ」
(やだぁ、やらしい液とか臭いが付いちゃうかも)
その事に緊張した玲子だったが、断ることも出来ず、Tシャツを手に取り、さっきいた場所まで歩き出した。
「あった、あった!はぁはぁ」
お尻に敷くものを探しに行った男の子が、何か大きなモノを頭上に持ち上げて走ってきた。
それは、折りたたみのビーチテェアだった。
「そんなの、どっから持ってきたの」
また、彼のおかげで場が和んだ。
(よかった、これでTシャツに座らないで済む)
お酒ををおいていた、さっきの場所にビーチテェアをセットしてもらい、また玲子の前を囲むように3人が座った。
(あれ、これ、どうやって座れば、、)
ビーチテェアは、名前こそ椅子だが、基本的に寝るようになってるので、座るにはそれを跨いだ格好を取るしかない、無理に座れば横から座ることもできそうだが、それでは、3人が正面に来ない。
(やだ、これって、そういうことよね、、、うふ、、やっちゃうか)
玲子は、都合のよい解釈で、ビーチテェアに跨るような格好で座り、皆んなの方を向いた。
「見えてないよね?」
絶対、見えているに違いないが、答えがわかっている男の子達の言葉を待った。
「んー、、どう?、、、皆んな」
3人が、ワザと覗き込むように玲子の陰部を見つめる。
「うん、見えないな」
(やぁー、いまマンコ見てたぁぁぁ、もう、また、オナニーしたくなっちゃったじゃない)
玲子は、実は結構酔っ払っているのかもしれない。
いつもの玲子では想像できないような、かなり大胆な行動をしている。
しばらく、大股を開いた状態で少しの間、雑談が続いた。
さっきよりあからさまに陰部や胸を見ている男の子達だったが、暗闇でも見えない設定になってしまったので、その視線に気付いたことには出来きず、羞恥な視線をたっぷり味合うことになってしまった。
(もう、ダメだぁ、帰ってオナニーしようかなぁ、、、いや、もう少しだけ)
「私、玲子っていいます、、、皆さん、お名前?」
「俺は、小室一樹、苗字が小室だからってだけで、哲也って呼ばれてる、、、、知ってる?小室哲也?ほんで、こいつが雅史、マー君とか、マークとか言われてる。ほら、俺が小室哲也哲也だから、glogeのマークパンサー、、、、、、そんで、こいつが、ぷっ、、お前、自分で自己紹介しろよ」
哲也が、笑いながら、ずっとパシリをしていた男の子に振る。
「え、なんでだよ、完全にネタじゃん、、、、、僕は、慶次です。2人がglogeのメンバーで呼ばれてるので、ケイコって呼ばれてます、、、はい、おしまい。」
「なに、それー、、、、1人だけケイコってぇ!、、、2人はなんとなくカッコ良くなってるのに、1人だけ女じゃん」
全裸の玲子を囲んで、場の空気がただの合コンの様な雰囲気になる。
(やだぁ、なんか、裸で普通の話しをしてるわ、私、、、すごく濡れてきちゃったけど、見えないわよね?、、ようし、皆んないい人っぽいし、こんな機会めったに無いわ、中学の時からのオナネタを実現しちゃおーかなぁ)
「ふぁぁぁ、、なんか、飲みすぎて、眠くなっちゃった、、、、みんなは、まだここで飲んでるでしょ?、、、、、少しだけここで寝てていい?」
玲子の次の仕掛けは、かなり危険な行動だった。
(大丈夫、危なくなったら、起きればいいんだから)
「え、う、うん、いいよ、少し寝たら、起こしてあげるよ」
男の子達は、いろんな期待をしていたが、平静を装って答えた。
「私、寝ちゃうと、なかなか起きないから、強めに揺すって起こしてね、、、、、ひとりで置いてかないでよ、、、、こんなところで裸で寝てたら、気付かないうちにレイプされちゃうから、、、、、、ふぁぁぁ、、、だめだ、、ちょー眠い、、、、10分ぐらい寝れば平気だから」
(やだぁ、、私、、、いま余計な事、言っちゃったかしら、、、、)
